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やる気スイッチの詳細

自立した学習の力の養い方部だけ出かけ、学校のある期間は自宅学習のみで中学受験から大学受験までくぐり抜け、東大に入りました。 すべての人にお勧めできる方法ではないかも知れませんが、塾に行かせるにしても塾に行かせる意義をはっきりすることが大切です。
 いくつかの理由のどれを重く見るかによって塾の選択も違ってきます。  それぞれの塾には、合格へのノウハウが蓄積されています。
そのノウハウのほとんどは、カリキュラムにつぎこまれています。 ですから、まずそのカリキュラムを見てみることが大切です。
 年間のカリキュラムがよくできていない塾は通わせる意味がありません。 そのポイントは、単元などが週の数とだいたい対応するようにできているかどうかです。
週の数や、月が入っていなくてもいいのですが、一週間の分量や週の数との対応がはっきりしない塾は、多少、いきあたりばったりで授業をやっている可能性があります。  つぎに、夏期講習や冬期講習が、年間プログラムのなかに必須に組み入れられているかどうかも重要な点です。
私自身は、講習が年間プログラムに組み入れられている割合が低いほうを好みます。 そうすれば、ふだん、通塾していても、休みは、英語のキャンプに参加するとか、別の塾に通ってみるという選択肢が生まれるからです。
 自分の子どもを入れようと考えている学校に、何人の合格者を出しているかを見ることも大切です。 それぞれの学校の入学試験にはそれなりの癖があります。

塾がうまく把握していることが大切です。 合格者の多い学校は、そこの入試とその塾のカリキュラムの相性がよいのです。
 自分の子どもの志望校に合格者を出していない塾は、その学校の入試の傾向をきちんと把握していない可能性があります。  それらを考慮したうえで選ぶことが大切です。
 塾に行かない場合には、このカリキュラムの部分をどう補うかを考える必要があります。 在籍している学校が進学校で、そこのカリキュラムにしたがって勉強していればよいという場合は、この問題は解決可能です。
ほかに、通信添削がカリキュ第四章 自立した学習の力の養い方ラムを結果的に提供してくれることもあります。 それならその通信添削をして塾に行かないというのも可能でしょう。
 本人に自発性があれば、希望校の試験問題などを十分吟味して、自分なりのカリキュラムの計画を作るというやり方もあると思います。  いずれにせよ、いちばん大きな要素はカリキュラムであるということを念頭においてください。
 もうひとつ留意していただきたいことがあります。 よくできているカリキュラムは、無理を生徒に強いないものです。
教科書を見てみると、案外簡単そうな感じがする、基礎を重視している感じがする、分量もそう多いという印象をもたない。 定評のある塾や予備校ほど、案外「軽め」の印象を与えることが多いのです。
わからないことをわかるようにする勉強とできることをより確実にする勉強 勉強には大きく分けて二つの作業があります。 ひとつは、わからないものをわかるようになる、理解できるようになるという面です。

もうひとつは、できることをより確実にできるようにするという面です。 毎日一定量の計算問題をするとか、漢字の書き取りをコンスタントにするというのが後者の例です。
 塾は宿題を出します。 その宿題をやっていくのが、この二つめの作業の大切な要素になっています。
 大切なことは、この宿題が難しすぎないことと量が多すぎないことです。  宿題が難しすぎる塾は、勉強のこの二つの作業が異なる作業だということがよくわかっていない塾です。
子どもの力を過大評価しているのです。 分量が多すぎるのは、どの程度の量で確実さが身につくかがわかっておらず、子どもの力の過小評価から分量への依存が起こっている塾です。
 よい塾の宿題は、大人の目から見て、わりあい易しめで基礎を重視し、分量が適切と思われる程度より少なめになっていることが多いのです。  根性主義のように、難しいもの、多すぎる宿題をやらせる塾は、だいたい経験不足です。
 塾へ行かない場合は、この部分で確実に自宅学習をこなせるかどうかが大きなポイントになります。 教材は、大手の書店に行けばきちんと揃っています。
要は、強制する先生かいなくても、親子関係、家庭生活の中で、きちんとこなしていけるかどうかなのです。 それができそうならば、塾に行かないこともまたひとつの選択です。

 塾に行くと、塾が子どもの一週間のリズムの中心になりますから、規則正しく勉強できるようになります。  それに伴って塾の選択に際して考えなければならないこともあります。
まず、塾が地理的に遠すぎないことです。 分校がいくつもある大手の塾ですと、つい、有名な講師の授業が受けられるならと遠くの分校に通わせたくなることがあるものです。
けれども、子どもの理解の状態が良好でさえあれば、別に新米の先生でもかまいません。 それよりも、家から近い塾を選ぶほうが重要です。
 つぎに、通塾の回数が多すぎないことです。 授業が週に二回、模擬試験が週に一度か二週に一度というあたりが限界です。
マンツーマン授業などを加えることで通塾回数が増えるようなら、授業の一部は欠席にすることにして、全体の負担が重くなりすぎないように管理してあげるのは親の大切な役割です。  逆に、片親が家にいて、規則的な生活管理ができるのでしたら、塾に行かなくともよいという考え方もあります。
 はじめのうちは通塾し、そのうち生活のペースができてくれば、途中から自宅学習の比重を上げるということも考えられます。  子どもの状態は、毎月毎月変わります。
ですから、丁寧な目でそのときどきの状態を見て、塾通いの回数などをより返ることが大切です。 話の面白い塾の先生は要注意 一般的に塾の授業を聴けるというのが塾通いの主たるメリットです。
塾の授業が参観できるならば、してみるとよいでしょう。 というのは、塾の先生の授業の力量は上下の差がとても大きいからです。

塾の上手な先生というのは、通常の学校の先生が太刀打ちできないほど授業が上手です。  他方、上手でない人はこれまたとてもひどい場合があるものなのです。
同じ塾でも、クラスによって先生が違うとずいぶん違ってくる場合があります。 このあたりは検討が必要です。
 上手といわれる塾の先生の授業は、大きく分けてつぎの三つになります。 説明が上手な先生。
笑わせてユーモアたっぷりに授業をやる先生。 やる気にさせる先生です。
 説明が上手な先生は、子どもの洞察力を引き出してくれます。 家でわからなかった問題が授業でわかるようになる喜びを味わわせてくれます。
ユーモアたっぷりな先生は、大切な要点を記憶に強く刻みつける能力をもっています。 やる気にさせる先生は、説明が下手でも、やる気にさせ、自宅学習などに本気で取り組む動機付けを与えてくれます。
 自分の子どもが、このどのタイプの先生の授業をどの科目で必要としているのかを考える必要があります。  私の娘は、一ヵ月だけある塾の算数のクラスに通ったことがあります。
喜んで通っていたのですが、一ヵ月後の模擬テストの成績は、それまでに経験したことがないほど悪いものでした。

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